
多血質の気質:始めるのも打ち解けるのも早い
多血質は4つの気質のうち風の隅にあたります。外へ向かう活動量が多く、反応は起きやすく、そして同じくらい早く過ぎていきます。ここでは大人の読者に向けて、その人物像の全体と、その値段と、ひとりがふつうどれだけの量を抱えているのかを書きます。
- 元素は風
- 活動量が多く、戻りが速い
- 13のプロフィールのうち3つで先頭に立つ
これはこの型の典型的なプロフィールで、実際の結果を採点するのと同じ仕組みで出しています。強く多血質の人でも、ほかの3つの気質の分をきちんと持っています。
多血質という言葉が実際に指すもの
まず片づけておくことがあります。多血質の「血」は血液型とは何の関係もありません。これは四体液説の用語で、古代の医師が性質を説明するのに使った4つの体液のひとつ、血液から名前を取っただけです。日本で親しまれている血液型の話とは、出どころも中身も別のものです。
気質としての多血質が指すのはもっと狭いことです。人と出来事へ向かう活動量が高く、反応が速く立ち上がって長く残らない。明るさや陽気さは、その組み合わせから頻繁に出てくる副産物であって、定義ではありません。体液による説明はとうに消えました。残った観察はこれです。ある人は高い活動量で走り、早くいつもの状態に戻る。8つの尺度が測れるのはその部分です。
多血質の人はどんな人か
まず目につくのは始める速さです。多血質の人は、ほかの人がまだ始めるかどうかを決めているうちに始めています。知らない人との会話、土曜の予定、誰にも頼まれていない企て。ここでは始めることの元手がほとんどかからないので、たいてい始まりがいくつも同時に走っています。
2つ目は、その力がどこを向いているかです。内側の「どう感じたか」ではなく、外側の人と、いま起きていることへ向かいます。接触は早く温まり、知らない部屋は数分で知らない場所ではなくなり、空いた夜は休息というより何かが抜け落ちた感じになります。
3つ目は戻り方です。苛立ちは早く来て早く去ります。昼の言い合いは夕方には本当に終わっていて、悪い一週間が何か月も沈み込むことはありません。この速い立て直しこそがこの型の本当のエンジンで、生まれつき陽気だという説明よりもずっとよく、その明るさを説明します。
多血質の一日
- 朝速く、いっぱいに始まります。予定が3つ、人への連絡が2つ、昨日はなかった思いつきがひとつ。
- 昼半分はもう動いています。面白いほうの半分です。退屈なほうは、静かに明日へ移りました。
- 夜誰かと会い、何かが決まります。誰もいない夜が、一日でいちばん骨が折れます。
- 翌日昨日の苛立ちは、解決されないまま消えています。ときどき、昨日の約束も一緒に。
これは自分のことに聞こえますか
多血質を、いちばん混同される2つの型から分ける5つの文です。ひとつは同じく速い胆汁質、もうひとつは同じく一緒にいて楽な粘液質。どこにも保存されません。答えはこのタブの中だけにあります。
01決めたわけでもないのに、知らない人と話しはじめている
02途中で変わる予定のほうが、崩れない予定より自分に合っている
03誰もいない夜は、何かが抜け落ちたように感じる
04苛立ちは大きく短く出て、翌日には本当に消えている
05何もないところから始めるより、最後の一割を終わらせるほうが難しい
多血質の強いところ
この気質がほかの3つより得意なことを4つ。それぞれに値段があり、値段は次のブロックの同じ番号に置いてあります。
- 01
助走なしで始める
思いつきと最初の一歩のあいだが、とても短いです。ほかの人がそれについて話し合う日程を組んでいるあいだに、多血質はもう一度試していて、それについて本当のことを何か知っています。
- 02
冷えた場を温める
ここでは接触が安く、そして速いので、多血質がいる集まりは早くほぐれます。だいたい何であれ、最初の30分を回すことになるのはそのためです。
- 03
戻りが速い
つらいやり取りは、何週間ではなく何時間で消化されます。静かに腐るものがありません。長い恨みはまれで、そこから出てくる判断もまれです。
- 04
予定が変わっても力が減らない
取り消された約束は、台無しの一日ではなく新しい約束です。動き続ける仕事では、これが「なんとかこなす人」と「楽しんでいる人」の違いになります。
弱いところと、その値段
番号は上と同じ4つです。ここでの弱さは、対応する強みの値段であって、人にくっついた別の欠陥ではありません。
- 01
仕事が終わる前に注意が移る
始まりが安いことの値段は、終わりも安いことです。最後の一割には新しい興味が湧かず、そしてほかの全員が結果を判断するのはその一割です。
- 02
温かさが薄く広がる
誰にでも簡単に届く接触は、誰にとっても元手がかかっていないように感じられることがあります。多血質の近くにいる人は、愛想より、自分ひとりに向いた注意をほしがることがあります。
- 03
速い回復が、気にしていないと読まれる
夕方には平気になっていることと、その件が片づいたことは別です。相手はまだその中にいて、もう全部忘れたと聞かされると、それは悪く着地します。
- 04
難しさより繰り返しのほうが削る
大変な仕事は平気で、繰り返しの仕事はそうではありません。動かない締め切りと、変わらない作業は、多血質にとって危機よりも多くの力を使います。
多血質は8つの尺度でどう見えるか
4つの名前はモデルの上に載っています。その下に8つの尺度があり、測られているのは尺度です。ここでは多血質の結果がふつう入る帯を示します。
- 活力高め:一日に多くを必要とし、空いた予定は休みになりません
- 社交性8つの中でいちばん高い:人が既定の力の源です
- テンポ高め:話すのも決めるのも速く、切り替えの元手が小さいです
- 柔軟性真ん中より上:変わった予定は、腹立たしいより面白いものです
- 反応性真ん中より下:感情は出ますが、乗っ取られはしません
- 回復力高め:数時間でいつも通りに戻り、これがこの型のエンジンです
- 感受性真ん中より下:物音も光も語調も、問題になることはまれです
- 持続力低いほう:ひとつを長く持つことが弱点で、意志の問題ではありません
これはこのモデルにおけるこの型の典型的な帯であって、人口の基準値でも、あなたの結果でもありません。本当の基準値には公表できるデータが要り、まだ持っていません。持っているふりをするのは不誠実です。
仕事の中の多血質
気質は職業を選びません。心地よい環境を選びます。多血質がいちばんよく働くのは、仕事が動き続ける場所、人が邪魔ではなく仕事の一部である場所、そして結果が、届いたときにまだ面白いくらい早く出る場所です。
典型的な失敗は怠けではありません。中間の見えない長い案件です。同じ手順が何か月も続き、感想は四半期に一度、話し合う相手もいない。多血質はそういう案件を見事に立ち上げて、そのあと静かに空洞になります。正直な直し方は道徳ではなく、構造のほうにあります。
楽に進むところ
- 数日ごとに形の変わる仕事
- 人と話すこと自体が仕事で、余計な手間ではない用件
- 立ち上げ、最初の版、始めの力が要るもの
- 年度末ではなく数日で反応が返ってくるチーム
こすれるところ
- 同じ手順が続き、進みが見えない長い期間
- 照らし合わせる相手のいないひとりの作業
- 正確さが品質の主な物差しになる仕事
- 何か月もたたないと見えてこない結果
気質から職業は出てきません。同じバランスの2人が同じ仕事を違うやり方でやり、どちらもうまくできます。気質から出てくるのは、その仕事のどの部分が、見た目より多くの力を使うかです。
人間関係と話し方
近づくのは速く、それは良いところであり、同時に誤解を招くところでもあります。速いことと深いことは別で、温かい接触の数は、隣にいる人が測っているものではないと、多血質はときどき言葉で教えてもらう必要があります。
衝突ではこの型は溜めずに放電します。早く、それなりの音量で出て、そのあと本当に終わります。摩擦はほとんどいつも、中身ではなくその周期の速さについてです。片方はもう言い合いを終えていて、もう片方はまだその中にいます。
多血質と暮らす人、働く人へ
- 01努力ではなく、終わらせることを頼んでください。足りなかったのは努力ではありません。
- 02自分の中でその件が閉じた時点を言ってください。外からは見えず、多血質は閉じたものとして扱います。
- 03ひとりに向いた注意を渡してください。一般的な温かさはここでは簡単で、名指しの注意こそが本当の通貨です。
- 04退屈な作業は、終わりの見える短い塊にしてください。開いた地平線ほど早くそれを殺すものはありません。
ストレスのときの多血質
ふつうの反応は、話して出すことと動くことです。誰かに電話し、歩いて振り落とし、また場をにぎやかにする。それは効きますし、しかも早く効きます。だからこの型は外から見ると打たれ強く見え、実際そうであることも多いのです。
崩れ方は、人が思うのとは違います。倒れるのではなく、散らばります。未完了が3つから9つになり、接触が増え、そして何も片づきません。何ひとつ、そこに留まってもらえないからです。見分ける目印は、とても忙しく、とても疲れていて、今週終わったことをひとつも挙げられない多血質です。
効くこと
- 声に出してひとつ名指しし、その日のうちに閉じること
- 人といること。ただし黙っていられる相手と
- 話す前に、まず体を動かすこと
- 書いた一覧。見失うのは開いている件の数だから
このテストは自己理解のための道具であり、医学的・心理学的な診断ではありません。
これをどうするか
気質は取り替えられませんし、取り替えを申し出る誠実なページもありません。変わるのは使い方で、ほかより結果を動かすのは次の4つです。
- 01
終わりを、始まりの中に組み込む
面白い部分が始まる前に、何をもって終わりとするかを決めてください。多血質に足りないのは終わらせる力ではなく、終わりの定義です。
- 02
同時に開けておく数を減らす
生きている企ては3つが、どこもかしこも質が落ちはじめる前の目安です。一覧は事務ではなく、頭の中に置いておけない数のことです。
- 03
相手の周期が終わるのを待つ
あなたは一時間で済んでいて、相手はそうではありません。それを平たく言って待つのは、夜ひとつぶんの元手で、関係の静かな漏れを止めます。
- 04
年に一度、深さを選ぶ
つまらない中盤を越えて運んだものひとつは、まぶしい始まり10個より、自分の見え方を変えます。ひとつあれば足ります。
純粋な多血質と、多血質が先頭に立つ組み合わせ
純粋な型は既定の結果ではありません。このモデルでは、先頭の気質が次の気質より少なくとも14ポイント前に出たときだけ純粋と数えます。それは丸め誤差ではなく本物の差です。このページに自分を見つける人の多くは、2番目の気質がすぐ後ろにいる組み合わせとして出ます。
多血質は13のプロフィールのうち3つで先頭に立ちます。単独のとき、胆汁質が2番のとき、粘液質が2番のとき。2番目の名前は、人が思う以上に絵を変えます。同じ始まりの速さでも、火に向きを与えられれば推進力に見え、水にやわらげられれば身軽さに見えます。
多血質が先頭に立つ2つの組み合わせ
同じ速い始まりに、後ろから向きがついたもの。漂わずに押す熱意です。
落ち着いた土台の上の軽やかさ。温かく速く、そしてずっと崩れにくいです。
決して出ない組み合わせがひとつあります。多血質と憂鬱質です。2本の軸の反対の隅に座っているので、どちらが先頭になっても、もう片方は最下位へ押し出されます。両方に自分を見つける人がいるとき、たいてい別のことが起きていて、それについてのページがあります。
多血質について、よく取り違えられる4つ
多血質はいつも幸せそうな人だ。
早くいつも通りに戻る、というのが実際のところで、それは別のことです。悪い一時間はその間ちゃんと本物で、ただ悪いひと月にはならないだけです。
多血質は当てにならない。
終わりの見えない退屈な仕事については当てになりませんし、動き続ける仕事についてはまったく当てになります。違いは仕事のほうにあって、人柄ではありません。
多血質が内向的なはずがない。
社交性は8つのうちの1つの尺度です。活力とテンポが高く、社交性が真ん中より下でも、結果はここに着きます。
多血質は物事を深く感じない。
感じる深さと感じる速さは、別々の測定です。早く来て早く去ることは、それがどれだけ大事だったかについて何も言いません。
多血質についてよくある質問
01多血質の人はどんな人ですか。
始めるのが速く、人に引かれ、何かがこじれたあともすぐいつも通りに戻ります。活動は内側ではなく外側を向き、接触は数分で温まり、苛立ちがその日を越えて残ることはまれです。弱点は長い作業の終わりのほうで、難しい作業の始まりではありません。
02多血質の弱みは何ですか。
4つあり、どれも強みの値段です。仕事が終わる前に注意が離れる、温かさが多くの人へ薄く広がる、速い回復が気にしていないと読まれる、繰り返しの作業が難しい作業より削る。どれも、もっと頑張ることでは直りません。仕事と一日の組み方で直ります。
03多血質は外向的ということですか。
たいていはそうですが、定義ではありません。社交性は8つの尺度のひとつで、多血質の隅を作っているのは高い活動量と安定した回復です。活力とテンポが真ん中より上で、社交性が真ん中より下でも、バランスの上では多血質として出ることがあります。
04多血質と胆汁質はどう見分けますか。
どちらも速いので、速さでは分かれません。つまずいたあとを見てください。多血質は数時間でいつも通りに戻り、糸を持ち続けることはまれです。胆汁質は押し続け、目標を保ち、苛立ちも長く残ります。モデルの上では、違いは活動の軸ではなく安定の軸にあります。
05多血質の気質は変わりますか。
芯は安定していて、表れ方はそうではありません。どれだけ話すか、圧をどう受けるか、どれだけ早く戻るかは、年齢や体調や習慣で動き、その下の傾きは見分けがつくまま残ります。1年後にもう一度受けてみるのは、どこが動いたかを見る理にかなったやり方です。
自分の中の多血質がどれだけかを知る
166の項目、15分から20分、アカウントは要りません。合計100になる4つの割合、真ん中に線の入った8つの尺度、そして着いたプロフィールの書かれた人物像が出ます。
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